雨もエエもんです

早い話が
当たりすぎる天気予報も善し悪し
ということだ。

「明日雨らしいね」
飲食店や観光業の商売に響く。
ホテルのクロークは忙しくなるらしい。
袋を用意し、仕分けの手間が増える。
報酬と無関係だから嬉しくはない。

あるプロ野球のOBが言っていた。
プロ野球選手は皆、雨が好きらしい。
朝、雨の音が聞こえる。
「ラッキー!今日は試合中止だ!」
となるそうだ。
野球好きなんじゃないの?
延期するだけでしょ?
とどうしてもツッコミたくなる。
とりあえず目先の「楽」が欲しいのだ。
(ちなみにイチローは例外だった…)

極力天気予報は見ないようにしている。
行動が制約されるのがイヤだからだ。
皮膚感覚と出たとこ勝負!

それで行きたい(生きたい?)。

ある雨の日曜日。
家で4歳の娘と二人ランチをしていた。
「あとで公園行こうよ」と娘。
「アカンわ、今日雨やからなあ」
「雨ってイヤだね」
「その米は雨降らな食えへんで」
「何で?」
「いつもお花にお水かけてるやろ?
お米もお水がなかったら育てへん」
「じゃあ、水かけたらいいんじゃない?」
「その水もなあ、もともとは雨やねん」
「ふ~ん…」

何やら思索している様子だった。

後日妻に説明していた。
「このホウレンソウも雨がいるのよ」

夫婦でびっくりした。

賢い!
適当なこと言えんな…
娘の存在が家族関係を透明にしてくれる。
水のように…

オッサンおばちゃん化計画

早い話が
オッサンは大阪のオバチャンを目指せ
ということだ。

女性は絶対に飲食店をやりたがらないね
上田さんは意味不明な説をつぶやいた…
夫婦で中華料理店を経営していた。
78歳のときに廃業し、2年経った。
息子夫婦と同居するようになった。
肩身がせまいそうだ。
することがないので家にいる。
妻の行動が気になって仕方がない。
「誰と会ってたんだ?」

妻は「うっとうしい」と愚痴る…

上田さんのようになる人は少なくない。

仕事を失うと男はもろい。

冒頭の言葉に返した。
「それは世代によりますよ」
「女性は10人が10人イヤって言うよ」
「家の用事もさせられるからですよ!」
「…」
「奥さんコキ使ったでしょ」
「…」
店主の夫は閉店後、飲み歩く。
妻は家事があるから睡眠不足。
そんなオッサンと飲食店をやりたい人は

この世にいない。

引退後、夫の方が病気をし、劣勢となる。
下町の妻はかいがいしく面倒をみる。

幸せそうな顔をしている夫は少ない。

生涯続けられる職業なら最高だ。
しかし、容易ではないだろう。
趣味でもコミュニティでも何でもいい。
人間関係をいかに多く持っているか?
高齢化社会の切実な課題だ。
大阪のオバチャンに学ぶべきだ。