ホンマに要るの?

「片足立ちの練習してるんです」

栗原さんは78歳の男性。
得意げに言ってきた。

訊いてみた。
「何で片足立ちを?」
テレビでやっていたそうだ。
目を閉じて何秒立っていられるか?
それによって、老化具合が云々…

それはそうかもしれない。
(それだけのはずはないが…)
でもそれが上手くなることで
どんなメリットが?


脳トレも同じだ。
その能力要る?
的なトレーニングが多い。

使わないから衰える。
使ってないから開発されていない。
片足立ちが下手になったのなら、
それは片足立ちしなくても済む
人生を送ってきたからでは?


これから先の人生どれほど
片足立ちが必要だろうか?
立って靴下を履けるように?
座って履けばいいじゃないか。

残された人生時間、
他にやることがあるのでは?


脳トレも同じように思う。
死の直前まで『ナンプレ』に
精を出していた人もいたなあ。

必要か否か?
維持すべき機能か否か?


最近少し走っている。
もっかい見直そうか…

本能と頻尿

88歳の時田さん。
オシッコで1時間おきに目が覚める。

日中は?
6時間くらい行かないそうだ。

どっちが先か?
尿意で目が覚めるのか?
目が覚めるから不安で排尿するのか?
尿意で起きるなら頻尿だ。
昼間もしょっちゅう行くはずだ。

浅い眠りが原因の可能性が高い。

 

「眠りが浅いのは遺伝子のせいです。
昔は動物に襲われる危険があった。
夜中起きられる人間だけが生き延びた。
熟睡が苦手だった人の末裔なのです!」
「そうか!火事で寝てたら大変だものね!」
「その通り!何ならオシッコで消せばいい。

せっかく尿意があるのだから!」

 

もう一つの悩みはデイサービスだ。
毎回脳トレをさせられる。

それが上手くできないそうだ。

「脳トレはいりません(キッパリ)」
「でも、できなきゃまずくない?」
「目的があって人は鍛わるのです」
「脳トレの目的は暇つぶしだわね」
「そのとおり!さすが!」 

時田さんに脳トレは不要だ。