早い話が
ホンマに眠る必要ってあるのか?
ということだ。
夜眠れない。
それがなぜイヤなのか?
1.眠れない真夜中の孤独感がイヤ
2.頭が冴えない日中がイヤ
ほぼこの二つに集約される。
相田さん(71歳女性)は両方だった。
「夜中に目が覚めたら眠れなくなるの」
「夜中に何かすれば?」
「日中頭がボーっとするじゃない!」
なるほど!
相田さんは2.だけが問題だ。
「ボーっとしてたらいいじゃない?」
「ハッキリしてたいわよ」
「ハッキリしてたいわよ」
「仕事とか何か用事あるの?」
「してない」
「ほなずっとボーっとしてたら?」
用事があるからシャキッとするのだ。
まずは用事を探すことだ。
用事がない人は寝る必要もない。
シャキっとする必要もない。
本来人間は眠るのは下手なのだ。
寝込みを動物に襲われずに生き延びた。
眠りの浅い人々の末裔なのだ。
下手だと開き直って眠りをあきらめる。
それが答えだ。