トラウマ克服法

「トラウマなんです」
という人は多い。

日本でトラウマという言葉が
使われたのは1980年代からだ。

「トラウマ」という言葉を聞くと、
「自分のトラウマは何だろう?」
と反射的に考えてしまう。
80年代以前にそれはなかったのだ。

トラウマという響きは日本語的だ。
覚えやすいゆえに頻用されたか。
これが「フォンフリッヒ」とかだと
「フォンフリッヒなんです」
とはならなかったかもしれない。

トラウマは「心的外傷」と訳される。
心の傷を負ったことのない人はいない、
程度の差こそあれど。

問題は何か?

身体症状や行動制限があるか
ないかが問題なのだ。

トラウマへのアクセスを繰り返す。
思い出す作業を繰り返すことで
記憶が強固になっていく。
勉強して「トラウマ大学」に受かる。
いい喩えではないが…

重層構造になってしまった記憶を
破壊するのは容易ではない。
そうなる前に忘却するクセを
つけることだ。

なぜ、嫌な記憶にアクセス
してしまうのか?
二度目の危険を回避するための
本能なのだろう。

反面、怖い場所に近づきたい
という本能もあるようだ。

ジェットコースター、ホラー映画、
スカイダイビング…

恐怖体験が娯楽になるのは、
生き延びた安堵感だろう。
生命危機の疑似体験と言える。

そこら辺にトラウマを克服する
ヒントがあるかもしれない。

トラウマを客観的に見ることが
できれば、克服したも同然。
あとは優先順位に従って、
人生の重要な用事をこなす。

トラウマと戯れている暇はない。
その状態になるのが理想だ。

祖先は皆、乗り越えてきたのだ。
絶対に大丈夫。

猛暑ダイエット

書くことによって情報収集が始まる。

日常的に書いている人はみな

共感してくれるのではないか?

頭の中にあることを書き出す。
一旦頭の外に「外部化」する。
文字通り「可視化」される。

もう1人の自分が観る感覚になる。

生島さん(56歳)ようやく痩せ出した。

甘いモノと酎ハイが大好物。

生島さんに路上で出会う。
毎度、コンビニ袋を持っている。

隠そうとする姿が健気だ。

優しい主治医にプレッシャー?

うしろめたいのだろう…

患者さんはみんな知っている。
何が良くて何が良くないかを。
変えたくても変わらないのだ。
頭の中の習慣が。

「失敗」イメージが強固になる。

だから減量も失敗する。

すべての行動はカロリーを消費する。
それは生命危機をもたらす。

できれば、思考さえしたくないのだ。

無意識化することで対処している。

ルーチンの朝の歯磨きは記憶にない。

脳内思考もパターン化していく。
だから同じことばっかり考える。

もはや「考えていない」ほどに。

打開策は?

「好き」という動機だけだ。
「好き」が面倒くさいことをさせる。

楽器を練習する中学生はその典型だ。

今年の夏は急に暑くなった。
外に出たくない。
家に閉じこもっていたい。

それを超える動機があれば外出する。

好きなことを羅列してもらった。

自分の趣味・嗜好を外部化させた。

その作業で生島さんは減量した。

生島さんは何が本当に好きなのか?

怖くて聞けていない…

今年年も残り5か月を切った。
ラストスパートだ。

新年の目標を見直してみる。
新たな目標を書き出してみる。
奇しくも今日は「終戦記念日」。
書く人にとっては毎日が記念日だ。