痩せる方法あれこれ

「歩いた方がいんですかね?」

48歳糖尿病の山谷さんは2児の母。
血糖値は如実に改善している。

しかし、痩せない。

自分から冒頭の言葉を発した。
「それがでけへんのでしょ?」

恥ずかしそうにうつ向く山谷さん。

多忙な母親にプラスアルファの

タスクを与えるのは酷だ。

みんな答えは知っている。
検索できる時代だなのだから。

問題は習慣化できるかどうかだ。

環境が同じだと変革は難しい。
インドやアフリカに引っ越せばいい。

それは多くの人に現実的ではない。

自分の行動を細分化する。
導入したい新しい習慣を古い習慣に

タグ付けする。

トイレに行く度にスクワット。
壁に回数込で貼っておく。

人間は忘れる存在だからだ。

やりたいことは勝手にする。

やりたくないことはすぐ忘れる。

山谷さんには順番交換を提案した。

買い物に行く
料理をする

食べる(食べさせる)

順番を変えさせた。

食べてから料理は難しい。

食べてから明日の買い物を。

 

いらんものを買わないかもしれない。
カロリー消費で歩くかもしれない。

効くかどうか?

次回診察のお楽しみ。

やる気が出てきたみたいだから

よしとしよう。

無理をせず、少しずつ変えてれば
意外と遠い所まで行ける。

猛暑ダイエット

書くことによって情報収集が始まる。

日常的に書いている人はみな

共感してくれるのではないか?

頭の中にあることを書き出す。
一旦頭の外に「外部化」する。
文字通り「可視化」される。

もう1人の自分が観る感覚になる。

生島さん(56歳)ようやく痩せ出した。

甘いモノと酎ハイが大好物。

生島さんに路上で出会う。
毎度、コンビニ袋を持っている。

隠そうとする姿が健気だ。

優しい主治医にプレッシャー?

うしろめたいのだろう…

患者さんはみんな知っている。
何が良くて何が良くないかを。
変えたくても変わらないのだ。
頭の中の習慣が。

「失敗」イメージが強固になる。

だから減量も失敗する。

すべての行動はカロリーを消費する。
それは生命危機をもたらす。

できれば、思考さえしたくないのだ。

無意識化することで対処している。

ルーチンの朝の歯磨きは記憶にない。

脳内思考もパターン化していく。
だから同じことばっかり考える。

もはや「考えていない」ほどに。

打開策は?

「好き」という動機だけだ。
「好き」が面倒くさいことをさせる。

楽器を練習する中学生はその典型だ。

今年の夏は急に暑くなった。
外に出たくない。
家に閉じこもっていたい。

それを超える動機があれば外出する。

好きなことを羅列してもらった。

自分の趣味・嗜好を外部化させた。

その作業で生島さんは減量した。

生島さんは何が本当に好きなのか?

怖くて聞けていない…

今年年も残り5か月を切った。
ラストスパートだ。

新年の目標を見直してみる。
新たな目標を書き出してみる。
奇しくも今日は「終戦記念日」。
書く人にとっては毎日が記念日だ。