都内感染近況報告


「暇だし、やることないわよ」
水野さん74歳の女性。
クリーニング屋を手伝っている。

テレワーク、外出自粛、集会中止・・・
一張羅を着ていく機会がなくなれば、
クリーニング屋は暇になる。

もっぱら、たまの来客を捕まえては
雑談の相手をさせているそうだ。

全国的に感染者が増えている。
感染者と言っても実態がよくわからない。
良い話と悪い話を医療現場から
お伝えしよう。

まずは良い話。

連日東京で200人以上の新規感染者。
けれど、東京都のコロナ感染者で
重傷者はたったの5人だ。

1200万人の東京で重症5人は
奇跡のような数字だ。

夏風邪でもこじらせて
肺炎になる人はいる。
そのレベルだ。

次に悪い話。

PCR検査が滞り始めた。
断られるケースが出てきた。
会食した人が3人発症したケースなのに
濃厚接触と認定されず拒まれた。

1週間待ちのケースもあるそうだ。

この流れには一抹の不安を感じる。
院内感染や施設内感染も各地で
勃発している。

発生源が職員であるケースも多い。

とにかく夏風邪は若者は死なない。

自然死に近い死であっても院内感染は
イメージが悪い。
院内感染対策で病院が消耗すると
通常の医療も逼迫する。

また医療崩壊だ、と騒ぎ出す。

もしPCR資源に限界があるのなら
高齢者相手の職員を優先的に検査する
などの工夫が必要だ。

真面目なブログだった・・・

スナックのママ


右柳さん(80歳女性)はスナックのママ。
https://oneloveclinic.tokyo/blog/oneloveclinic/%E4%BC%9D%E8%AA%AC%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%83%9E%ef%bc%a0%E6%B5%85%E8%8D%89?fbclid=IwAR0uY1hKYyBr9Anfzws7FZHtei05ATAxL-NdLq106r06T8sfwbtUKStT35Y
2週間休んでいる。
人生初の休業期間だ。

「頭がおかしくなりそうよ」
たしかにいつもと様子が違う。
この歳での急激な変化はキツイ。

「店やればいいやん?」
「警察が3回も来たのよ」

近所に通報されたらしい・・・

通報されると警察も来るしかない。
「コロナで一人もいやしないわよ!」
ママと2名の警官のみの店内で
ママの怒鳴り声が響き渡った。
警官たちは恐縮して帰って行った。

「コロナ持ってくるな、って言えば?」
警官が無症候性感染者かもしれない。
そう助言したら
「勉強になったわ。次からそう言うわ」
と空虚な表情のママ・・・

新規感染者もグッと減り、終息しそうだ。
だが、なぜか心が晴れてこない。
それは院内感染や施設内感染の問題が
残っているからだけではない。
人間のイヤな心に触れる度に、
残像が頭から離れないからだ。


コロナピンチは美談より、醜談の方が
聞こえてきたのはこちらのせいか?
それもこれから検証が必要だ。