なんとかしないと


3歳児が衰弱死したニュース。
こういうニュースを朝から見ると
本当に凹む。
憎たらしい顔で映される親の顔。
「ベタ」な感情が湧き出す。

それでいいのか?

偽善かも知れないが、なぜこの親と
関係が作れなかったのか?
そう思ってしまう。
生活地域の場所の問題ではない。
精神的な関係の話だ。

「個」を放置してしまった。
「関係」で何とかならなかったか?
この親はなぜ救援を求めなかったのか?
この親の親は?夫は?友人は?
公的団体は?小児科医は?

コロナも原因したのかもしれない。
ではコロナにはビビったのか?
じゃあなぜ旅行に出かけたのか?

さっさと育児放棄して誰かの
世話になればよかったのに。
でもそれは世間体が許さなかったのか?
とすれば、世間体が優先順位の
上位にあったのか?

全部「妄想」だ。
周りは妄想しなかったのか?この親に?

真実はわからない。
ただ、ちょっとした関係が増えれば、
この子は死なずに済んだかも知れない。
予備軍はそこら中にいる。

抗体検査


大学時代の親友から抗体検査キットを
寄贈してもらえることになった。

スタッフの人数分の抗体検査キットを。
もちろん「新コロ」用のキットだ。
素直に嬉しい!

親友は小児科医だが、
大人も診る決意をした。

クリニックのそばのプレハブで
「発熱外来」を開くことにしたのだ。

小児科医の医師が大人の診療もする。
実は、このご時世なかなかできない。
誰も責任を取りたがらない世の中だ。

「原田に刺激受けたんや」

そう言ってくれたことに恐縮した。

「孤軍奮闘」という言葉は嫌いでは
ないが、独りでは何もできない。
そして、何も動かない。
他にも多くの仲間が行動を始めている。
嬉しいし、刺激を受けている。

親友のクリニックでは、自費での
抗体検査も導入するそうだ。
IgM、IgGのどちらも検査できる
タイプらしい。

結果の評価の仕方と患者さんへの
フィードバックについて少し助言した。
どれほど想定しても必ず想定外が出る。
出たとこ勝負!全部勉強!

どうってことない助言のお礼として
キットを寄贈してくれたのだ。
関西在住で新コロ抗体検査に
ご興味ある方は是非ご連絡下さい!

病み上がりの誕生日

早い話が
医療従事者は俳優でなければいけない
ということだ。

本日1歳の誕生日を迎える息子。
39度台の熱が続いていた。
身体中から濁音、笛のような音。
発し続けている。
「肺炎」もしくは極めて近い状態だ。
いつもの笑顔はなし。間欠的に号泣。

大食漢が全然食べない。

上の子は4歳になる。
これまで一度も飲んでいない。
信頼できる医師の報告も背中を押す。

苦悶の我が子。

冷静でいられる親はいない。
妻の表情も当然曇る。
「大丈夫。みんな通る道やから」
落ち着くよう、うながす。
息子にとってラッキーなのは…
まだ「不安・心配」という概念がない!

正味「病の苦しさ」だけだ。

 

病によってもたらされる不安や心配。
(いつまで続くのだろうか?)
(大きな病気が隠れているのでは?)

つまり幻想が苦しみを助長する。

 

「不安」という感情を子供に教えるのは?
ほどんどの場合「親」だ!
気持ちはわかる。
だが、事故らないために冷静さが必要だ。
自分の母親や先輩に訊く。
信頼できる医療機関に直接電話する。
リアルな症状をプロに伝えた方がいい。

素人がネットを見ると、症状が増える!

 

とにかく息子は根性で治した。

逞しく育つだろう。

妻は医師の夫を見直しているようだ。
でもね…
小児科医ではないのだ。
平静を装うのは大変だ。
演技派の俳優でよかった。
治ってくれるまで安堵できない。
それは患者さんでも息子でも同じだ。
今晩はケーキを食べさせてやろう。
頑張ったご褒美に…