鼻水最強説


娘の幼稚園が学級閉鎖になった。
一級上、「年中さん」の組で。
インフルエンザの園児が多いそうだ。

近隣の小中学校の学級閉鎖情報は
ちらほら診療所にも入ってくる。
子どもたちの密集する場所では、
それなりに流行っているようだ。


全国的に、例年流行がピークになる時期
にも関わらず、インフルエンザが静かだ。
「新型コロナウイルス」対策が
インフルエンザ対策にもなっている。

「怪我の功名」(?)ともいえる。

そうこうしているうちに、花粉症の
季節も到来しつつある。
明らかに「花粉症の鼻水」を垂らす
患者さんが出始めている。

患者さんに言った。

「よかったじゃない!」
「何がですか?」
「コロナの予防にもなるでしょ」
「えっ?」


鼻水と咳で花粉を除去しようとする。
コロナウイルスも入る余地がない。
アレルギーとは敵視すべきでない
相手を敵とみなす疾患だ。
ホンマモンの敵にも効くはずだ

そう説明した上で、
「怪我の功名になるかもよ。
薬飲まない方がいいんじゃない?」

患者さんは悩んだ末、
「やっぱり薬下さい」
となる。

まあ、懸命な選択だろう。
エビデンスがないのだから。

『無治療花粉症は肺炎予防に働くか?』

だれも研究材料にしないだろうな…

とは言え、温故知新は侮れない。
昔の子どもたちが鼻を垂らしたままに
していたのは意外と理に適っているかも…