アドリブセラピー

「ステージでは練習したことを
すべて忘れろ!」
チャーリー・パーカー

めずらしく平日に風邪を引いた。
合羽を着て小一時間走った。
一向に汗が出ない。
風呂に入ってもイマイチ汗が出ない。

ダルさだけが増し、そのまま早く寝た。

たっぷり寝たが、シャキっとしない。
喉も痛いし、寒気もする。
少し朦朧とするが、午前は往診だ。
今朝は15軒訪問する。

首を長くして待っているはず…

ありがたい。

患者さんがみな自分より軽症だ!

首から頭にかけてとても重い。
頭が働かない。アホになっている。
もはや「反射」で診療している。

ところが…

割といい感じだ。
診療が実にスムーズなのだ。

笑いも多い。

朦朧とするのも悪くないぞ!
自然体な気がする。
朦朧としていても目の前の
ことには集中できる。

診療中にゴチャゴチャ考えては
いけないのかもしれない。
考える仕事は既に済ませておく。

準備段階で。

診療も演奏と同じなのか!

これって悟り?

おめでたい医者だ。
診療の録画は存在しない。

それだけが救いだ。

体調管理はきちんとね、

高齢パパ友

「お父さん徒競走で闘う日が来そうですね」

入園式の話で盛り上がった。
お互い娘が今年4歳になる。
武田さんは68歳。
やるなあ。
負けてられない。

今朝の東京は豪雨。
武田さんは合羽着て自転車で送っていった。
Change is constant!
こんな68歳が現れる時代になった!

いいことだ。

武田さんには前妻との間に子どもが2人いる。
2人とも30代後半だ。
再婚した現在の妻との間に5歳児と3歳児。
アパレルの会社を経営していて見た目も若い。
酒も減らした。運動もしている。
しかし、心筋梗塞と膀胱がんの既往がある。

幸い両方とも完治したが、注意は必要だ。

「長生きせなあきませんね、お互い」
「長生きさせて下さいね」

「ウチにちゃんと通ってれば大丈夫」

子どものためにもパパ友の命を守らねば…