「ステージでは練習したことを
すべて忘れろ!」
チャーリー・パーカー
ダルさだけが増し、そのまま早く寝た。
首を長くして待っているはず…
患者さんがみな自分より軽症だ!
首から頭にかけてとても重い。
頭が働かない。アホになっている。
もはや「反射」で診療している。
ところが…
笑いも多い。
朦朧とするのも悪くないぞ!
自然体な気がする。
朦朧としていても目の前の
ことには集中できる。
準備段階で。
これって悟り?
それだけが救いだ。
The Institute of Medical Coaching Japan
「ステージでは練習したことを
すべて忘れろ!」
チャーリー・パーカー
ダルさだけが増し、そのまま早く寝た。
首を長くして待っているはず…
患者さんがみな自分より軽症だ!
首から頭にかけてとても重い。
頭が働かない。アホになっている。
もはや「反射」で診療している。
ところが…
笑いも多い。
朦朧とするのも悪くないぞ!
自然体な気がする。
朦朧としていても目の前の
ことには集中できる。
準備段階で。
これって悟り?
それだけが救いだ。
「オシッコが出て仕方ないんですよ」
排尿回数が多すぎると娘に指摘され、
大杉さん(82歳、男性) は来院した。
「尿を調べましょう」
2時間経過。
待てど暮らせどオシッコが出ない。
「(ボケは無視され)治ったかな?」
勝手に治ってよかった。
「また困ったら来て」
大杉さんは首をかしげながら、
帰宅。
「もう若くないわよ!」
北川さんの夫はうちの患者だ。
夫から
「診療所行って来い!」
と促されて来院した北川さん。
「憑き物がとれたように治ったわ」
ニコニコで帰ってくれた。
夫の喜ぶ顔が目に浮かぶ。
吐き気が改善したら今度は頭痛だ。
「そっちもギューなんやね」
てな話を2~3分したところで
「ところで今痛みどない?」
「あれ?治ってる…」
こんな日もある。
何もしなくても治ってくれる人が
連発する日。
人体とはそんなものなのだろう。
患者さんは治りに来てるのだから。
人体もリズム楽器なのだ。
百発百中になる日が来るといいな。
後日談
感謝しているのにそれを伝えないのは、
プレゼントを包んだのにそれを渡さない
ことと同じである
ウイリアム・アーサー・ウォード
(イギリスの哲学者)
下町のちょっと怖い部分だ。
そう心がけている。
咄嗟に出る「ありがとう」を美しく。
時間をかけるほど「解釈」が入る。
美しさは消えていく。
ありがとうも「即興演奏」だ。
相手にきちんと届く「ありがとう」。
自分の「ありがとう」がええ加減だと
他人の「ありがとう」にも鈍感になる。
世に空虚な「ありがとう」が蔓延する。
『ありがとうにバリエーションを』
最近耳にした言葉だ。
結構気に入っている。