新型コロナウイルス対策その2

夫が中国で医師をしている。
息子が中国で医師をしている。

そういう患者さんが数人いる。
ご本人は日本で暮らしている。

中国では医師の地位が下がってると
以前から聞いていた。

文化大革命以後、中国で宗教心が薄れ、
科学至上主義になった。
治らない現実を受け入れない患者が多くなり、
医師が殺される事件も多発しているそうだ。
割に合わないので、優秀な人材が
医師にならないそうだ。


みな揃って「質が低下している」
と語っている。
「医療ツーリズム」の現状を見ても
さもありなん、だ。

そして驚いたことに、中国の医師は
漢方薬(生薬)を使わないそうだ。

西洋薬オンリーなのだ。
風邪でも何でも…
生薬は漢方医の仕事らしい。

ご存知の方も多いと思うが、
風邪に特効薬は存在しない。

当院では主に漢方薬を出している。
中国の人も喜んで内服している。
むしろリクエストされることも…

日本で「温故知新」を実感する。
「温故知新」も中国由来の言葉だが…

新型コロナウイルスの毒性は
それほど強くなさそうだ。

無症状の感染者が大勢いることが
一つの証拠だ。

中国人は風邪の治し方が下手に
なっているのではないか?

風邪ですむケースを、こじらせて
肺炎になる人が増えたのでは?


風邪は民間医療でどうにかなる。
古き良き民間医療が失われている
可能性は否めないのではないか?

感染研がウイルスの分離に成功した。
遺伝子配列も中国発表と99.9%一致。
変異も認めていないとのことだ。
ワクチン開発も時間の問題だろう。

日本では感染拡大を制御できそうなので、
人権意識だけは忘れないよう行動したい。


もちろん高齢者や免疫の弱い人は注意が
必要なことは言うまでもない。
インフルエンザにならない予防を
しっかりすることで十分だ。

他言無用

「絶対にゆうたらアカンで」
コソコソ話…秘密…
秘密を打ち明けると絆が深まる。 

確かに親友になれるかどうかの
試金石だった気がする。

医療現場は守秘義務が原則だ。
「秘め事」を打ち明ける。
医師と患者との関係構築に
重要な要素なのかもしれない。

であれば、TVやネットで情報が
散乱するのは関係構築にとっては
好ましくないかもしれない。

とはいえ、セカンドオピニオンも
重要だ。
相談する窓口が多いことが
奏功することもある。

良好な関係を構築するには?

やっぱり雑談しかない。
雑談の中で直接的に病と無関係な
「秘め事」を共有する。

かなり効果はある。
勝手に治ってくれるほどの…

簡単にできるかどうかは知らない。
普段から「不断の雑談」を
繰り返すしかない。


診療における秘伝中の秘術である。
そっと公開してみた。

お薬の正しい飲み方教えます

頑なに薬を飲みたがらない人がいる。
「一生飲み続けないといけない」
「化学物質は身体によくない」
こういう信念を持っている人たちだ。

”服薬拒否文化コミュニティ”の住人だ。

現代文化を享受して生活するなら、
少し薬飲んでバランスするのでは?

あくまで個人的見解だが…

人間は文化の影響から逃れられない。

マラソンが”心地よい痛み”になるのも、
文化的教育の賜物である。
マラソンが身体に悪いと信じる人とは
正反対の効果が発生するだろう。

これはプラシーボ効果の説明でもある。

薬効の確認されている薬でも、効くと
信じて飲む方が、より効くそうだ。

効くと信じる気持ちには、
文化が少なからず関係している。
他者からの情報や、フィードバックなど…

もしかすると、科学も文化的信念の
効能を享受しているかもしれない。
とりわけ人間が対象になる医学は、
強く影響を受けそうだ。

文化的信念の効能がなければ、
ヒトの寿命は、ずっと短いかもしれない。

逆に、文化的信念がヒトの寿命を
縮めることもあるはずだ。

「それ身体によくないよ」
という助言が身体によくないのだ。
皮肉にも…

自分の信念で薬を飲まないのは勝手だ。
但し、文化的影響にまみれている
ということは自覚しておいた方がいい。

他人には軽々しく助言しない方が無難だ。

医療従事者は文化的影響の強さも
計算に入れておくべきだ。