とにかく大変だった。
娘が久々に風邪を引いた。
妻の目が語る。
「何とかできるでしょ。医者なんだから」
うちの診療所は小児科を標榜していない。
でも子供たちも結構くる。
お母さんたちには、
「うちは子供には漢方薬しか出さないよ。
うちの子にもそうしてる。
それが嫌だったら小児科に行って。」
と伝えている。
38度台の発熱。痰絡みの咳もひどい。
でも元気だ。走り回っている。
脈を診る。
典型的な浮脈だ。脈力も強い。葛根湯の証だ!
経験上、麻黄湯を飲ませる。
はちみつは自分で入れさせる。
プーさんの容器に入ったヤツだ。
たっぷり入れたおかげで美味しそうに飲む。
「お父ちゃんとだっこして寝よう」
中医学の張先生に教えてもらった方法だ。
娘は泣き叫んでいる。
たっぷり汗をかいて翌日にはさっぱり治った。
自分が感染った。喉が痛すぎる。
まだ早期だ。いつものルーチンを行う。
これまた麻黄湯を飲んで、かっぱ着て屋上へ。
縄跳びを15分、その後熱い風呂でしっかり汗を出す。
蕎麦屋さんの奥さんが風邪で来院した。
我が家の風邪治療法を話した。そして
「だんなさんに抱っこしてもらったら?」
と提案したら
「汗ひくわ」
と却下された。
よろず相談所 One Love
日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植
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