テレビ卒業

定期往診時、お昼の情報番組である落語家がコメントしていました。
「こんな事件ばっかりですね。悪魔は次の獲物を狙ってる。この辺りは監視がキツイから次の場所を探そう。となると、どこにいるかわからない悪魔をずっと監視しないといけない時代になったのか。」
新潟で起きた女児遺体遺棄事件に対して。

ホンマ?

日本で凶悪犯罪は増えているの?
警察庁の発表によると、減り続けています(ただし詐欺事件だけは増えています)。自動車事故も年々減っています。世の中は安全になっているようです。

どうしてこの落語家はこんなコメントをするのでしょうか?
視聴者を不安に陥れるようなコメントを。
自著にも記しましたが、人間は感情的になるとバカになります。バカになると判断を誤ります。典型的なのが「オレオレ詐欺」です。息子の声を聴き間違えるのですから!
判断力が低下した状態で「はい、CM」となる。欲しくもない商品を買きゃ
という気持ちにされてしまうかもしれません。
真打クラスの落語家は観客の意識状態を操ることに長けているはずです。意図していなかったとしたら、迂闊(うかつ)だとしか言いようがありません。

凄惨な事件です。遺族の心が安まる日が早く来ることをお祈りするのみです。しかし、テレビで繰り返し、こんなやり取りを繰り返すのは別の危険も生み出していることに視聴者は気づくべきです。
健康や病気を扱う情報番組も全く同様。テレビなんて観ずに、外へ出て歩いた方が健康になるし、「悪魔」も顔を出しにくいはずです。
テレビを捨てる勇気を!

日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

 

■原田文植 著作
「病は口ぐせで治る!」
フォレスト出版

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