これってアレですか?

先生大阪のどこの出身ですか?
東京の人に訊かれる。
よほど大阪に詳しいのか?
「生野区です」
と答える。
大抵「?」な顔をされる。
一度大阪に行ったことがあるらしい。
その経験で質問したそうだ。

妻は八王子の中央大学に通っていた。
八王子の美容室で訊かれた。
「どこの大学に通ってるんですか?」
「中央大学です」
「それどこですか?」
中央大法学部は八王子にある。

情報量の少ない人ほど質問する。
一度しか行ったことない地方。
東大と早慶しか知らない美容師。

1つしか知らない人は訊く。
100知っている人は訊かない。
というか訊けない。
世界に1千万あるかも、と思うからだ。

まさに「井の中の蛙大海を知らず」だ。

他愛もない会話では全く問題ない。
たまたま当たるかもしれないし。
当たれば話も弾む…かも。

「~病ではないでしょうか?」

きっとネットで調べたのだろう。
症状をネット情報に寄せてくる。
「心窩部から右下腹部に移動して」
素人の語彙ちゃうやん!

やらない方がいい。
決して意地悪で言うのではない。
医師と患者は情報量が圧倒的に違う。
素人がプロテニスプレーヤーに
1ポイントでも取れるか?

「迷い」が生じる可能性はある。
見落とすわけにはいかない。
となると不要な検査をすることになる。
それは患者にとって不利益だ。

気持ちはわからないでもない。
自分の症状をネットで検索する。
怖い病名しか目に入ってこない。
脳は「警告音」に反応するからだ。

怖い病名は精神衛生上もよくない。
「おかしい」「変だ」だけでいい。
診断まで自力でする必要ない。
症状を素直に医師に相談する。
診療科を特定できなれば?
内科に行けばいい。

最後に。
全ての病は自然治癒し得る。
確率は低くても「ゼロ」ではない。
そして死ぬ病は人生で一回だけだ。
放置しろと言っているのではない。
プロはうまく利用した方がいい。
不要な不安は人生時間がもったいない。

 

よろず相談所 One Love
日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

 

★言葉は、身体のコントローラー。