音と酒

母校の同級生である吉川君が上京してきた。
魚の美味い店で酒を少々酌み交わした。
日本酒好きの吉川君はぬる燗を注文した。
徳利からお互いのお猪口に注ぎ乾杯。
「これ焼酎やんけ!」と吉川君。
「うそ~、お酒やろ」
二回目にやっと焼酎とわかった。
店員がテーブルを間違ったようだ。
恥ずかしながら、その程度のものだ。
自分のアルコールに対する味覚は。
焼酎を徳利に入れるなよ!

吉川君はギターを習っている。
ギターに関しては自分が先輩だ。
ギターのことで質問してきた。

吉川君はBmのコードを弾くとき
「なぜ6弦を弾いてはいけないのか?」
と訊いてきた。
いや、弾いてもかまわない。
サウンドするかどうかが問題だ。
吉川君のフォームでは6弦の音はF#だ。
Bmを弾きたいのなら通常最低音はB音だ。
あえてF#の方がいいこともある。
音楽は「流れ」が重要だからだ。
感覚的な部分も大きい。
自分にとってははっきり違いがある。
吉川君は違いを感じないようだ。
わかりやすく、ピアノで弾き比べた。
彼は顔をしかめるばかりだ。
「う~ん、違いがわからん」

酒の味と楽器の演奏。
何に「こだわり」を持つのか?
優先順位が人間を構成しているのかも。

ただし、命に別状はない。
音楽の微細な差異がわからなくても。
毒に気づかない味覚の方はヤバい。
毒を盛られない生き方をしないとね…

 

よろず相談所 One Love
日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

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