好きこそ「オレオレ詐欺」の上手なれ

好きこそ「オレオレ詐欺」の上手なれ

佐藤さん(92歳、女性)は二度目だ。
一度目は3年前。
泣きながら孫から電話がかかってきた。
「ヤクザの車にぶつけちゃった」
確かに電話の主は孫の声だ。
では、隣の部屋に寝ているのはだれ?
ドアを開けると孫はイビキをかいている。

このケースは稚拙だ。
だけど、92歳の心臓には有害だ。
早朝の電話には絶対出ない方が良い。
と佐藤さんに助言したが、難しい。
高齢者は早起きで心配性だから・・・

最近2度目が起こった。
今度は区役所を装った電話だ。
返戻金がある。
口座番号を教えてほしいと。

欲深い人でなくてもだまされるかも。
前回の手口よりは巧妙だ。
高齢者は公務員は無条件に信じがちだ。
佐藤さんは事前に学んでいた。
だから引っ掛からなかった。

毎度みな口を揃えて言う。
よくこんな手が思いつくなあ、と。
テレビの詐欺事件もそうだが。
その能力を他のことに使えばいいのに。
ひとかどの人物に成れたかもしれない。

違う。
彼らは詐欺に能力を使うのが得意なのだ。
詐欺が好きなのだ。
好きこそものの上手なれなのだ。

「好き」は上達につながる。
「好き」なものは知識が増える。
しょっちゅう思い出すから。
趣味の世界を考えれば自明だ。
しょっちゅう考えている。
あっという間にとてつもない知識量だ。

世の中に悪事が好きな人はいるようだ。
悪事のことばかり考えている。
医師が症例を学ぶように。
弁護士が判例を学ぶように。
悪事の達人が出来上がるわけだ。

普通の人はそこまで悪事に興味がない。
知識量の差は圧倒的なものになる。
まあ、いたちごっこだろう。
メディアがいくら啓蒙しても。

天網恢恢疎にして漏らさず
お天道様を頼るしかないのかも。
悪人とも同じ天の下に存在するご縁か。

佐藤さんは韓流DVDの大ファンだ。
もっともっと買いまくればいい。
残りの人生、趣味に使いまくることだ。
詐欺師に渡るおカネがなくなる。

よろず相談所 One Love
日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

★よろず相談所 ONE LOVEのご予約は↓↓↓から

RESERVA予約システムから予約する

■(一般の方向け)
【よろず相談所 One Love 公式facebookページ】
https://www.facebook.com/oneloveclinic/
是非ページ『いいね』してくださいね!