長生きは三文の徳?

懐かしい女優さんがテレビに出ていた。
秋野暢子さんだ。
亡くなった母の遺志を継ぎ、
日本尊厳死協会に入っているらしい。
患者さん宅で目に留まった。
朝の情報番組だ。
この時間に?尊厳死?
誰に向けての発信?
ほとんどが主婦か高齢者だろう。
尊厳死に反対なのではない。
番組の構成に違和感をおぼえた。
ある種の「誘導」を感じた。
「終末期医療=悪」
のような…
社会保障費を減らしたい。
現政権の意図を酌んだ番組か…

考えすぎかもしれない。
けれど、終末期医療や死についてはもっと
深い議論が必要だと考えている。
一方向に誘導されないことを切に願う。

池田さんは今年96歳になる女性だ。
「丁度自分の倍ですよ、素晴らしい」
今年48歳になる主治医は讃(たた)えた。
今日もちゃんと自分の足で来院。
趣味のカラオケも続けている。
記憶もはっきりしている。
健康長寿のお手本のような患者さんだ。

「迷惑ばっかりかけている」
長く生きることを申し訳なく感じる。
そういうことを言う患者さんは多い。

人は誰もが他者に迷惑をかけている。
丸裸の状態からここまできたのだから。
けれど、誰かの役にも立っている。
消費活動は同時に他者の収入になる。
息を吐いて地球の緑化に貢献している。
たとえ寝たきりであっても。

大いに迷惑をかければいい!
ゴチャゴチャ考えずに。

「益々元気で長生きして下さい。
すると診療所の評判が上がるから!」
池田さんは屈託なく大笑いしていた。
「役割」はいくらでもある。
まだまだ役に立ってもらおう。

 

よろず相談所 One Love
日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

 

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