ヤクザとニホンザル

いきつけの銭湯がある。ぬるめの露天風呂と熱めの薬湯がある。
さらに、二種類のサウナ、マッサージ風呂は5種類もあるという充実ぶりだから大人気だ。
大人から子供まで大勢の客がいて、いつも混んでいる。
そして、ヤクザも多い。
「服着たまま入浴してるのか!?」
と思わず衝撃を受けるほどの全身「倶梨伽羅紋々(くりからもんもん)」の人もいる。
サウナやスーパー銭湯では「入れ墨お断り」と書かれていることが多い。
和彫りの人をすっかり見かけなくなって久しいので新鮮な感動がある。
ところで最近、「ニホンザルが温泉に入ってストレス解消している」という発表があった(学術誌『Primates』)。
糞中の糖質コルチコイドの量を調べたところ入浴後のサルで有意に減少していることがわかったそうだ。
糖質コルチコイドは外傷や感染など炎症時に分泌されるホルモンである。
ストレス下で分泌されることがわかっている。
そして面白いことに、序列が高いサルほど長く入浴する傾向があり、糖質コルチコイド値も大きく軽減しているのだ。
「親分ほどストレスが溜まっているのだから、結果は理に適っている」と考察されている(表現法はやや異なるが…)。
いやいや。子分もストレス多いでしょ!
それはともかく、このご時世「あっちの世界(「ヤ」のつく職業)」の人も、滅茶苦茶ストレスが多いことだろう。
入浴でストレスを軽減し、少しでも「争いごと」が減ってくれるのであればありがたい。
この論文は「風呂にそこそこ長く入れば、よりストレスは軽減されるかもよ」ということを示唆しているに過ぎない。
そんなことは実感としては、とっくの昔から知っていることだ。だからこそ皆、温泉に行くのである。
とは言え、学術的に「お墨付き」をもらうと、より「入浴の効能」が上がった気がする。

日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

 

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