つまずかないように歩いてはいけない

「転ぶ」という経験をした患者さんは必ず
「これからは、つまずかないように気をつけて歩きます」
という。
「やめた方がいい」
と助言する。

脳は否定形を解さない。
「この文字を読むべからず」と書いてある文字を読まずにいられない。
子供は「ぶつかってはいけない」と警告された看板には必ずぶつかる。
「口ぐせ」を「肯定形」で作るべき根拠だ(詳細は自著『病は口ぐせで治る!』に)。
「つまづかない」は「つまづく」という言葉の「映像」と「感情」を惹起(じゃっき)してしまう。

これまでに「つまずかない」練習をしたことはないはずだ。
「つまずかない」はただの「結果」にすぎない。
「普通に」いや、「カッコよく」歩くように心がけることこそ大切なのである。

まずは頭の中で「映像」を作る。
上手く歩いている「映像」を頭に作ること。上手に歩いている実際の「映像」を利用してもいい。
脳卒中後のリハビリでVR(仮想現実)やAR(拡張現実)が利用され始めている。効果もあげている。
実は「静止画」の方がむしろ効果的なこともある。脳が次の動きを補ってくれるからだ。勝手に創意工夫してくれるのだ。
これは「フレーム」で物事を捉えるという脳の習性に基づくものだ。詳細は長くなるので別の機会に。

似たような話は新たな技術を習得する際にも言える。
初学者は、達人の技巧を、記憶するぐらい「目に焼き付けて」から手をつけた方が確実に上達する。
一度ついたクセはそう簡単にとれないからだ。
様々なジャンルで「達人」と呼ばれる人たちがみな口を揃えて言っているから、かなり信憑性は高い。

うまく行っている「映像」をしっかり作ってから行動する。
これはみなが描く「映像」が「素晴らしい世界」の実現に重要だと言っては飛躍しすぎか。

 

よろず相談所 One Love
日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

★東京・蔵前(台東区)の原田医師/医学博士による、
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