ユカタン半島(その4)

大晦日は快晴だった。
昨晩は時差ボケが出て夕方に寝落ちした。

起きたらなんと午前2時!
夕飯を食べ損ねたので空腹だ。
朝まで5時間少々心もとない。
フロントに行き、訊ねた。
「どこか食べるところないですか?」
「5番通りならたくさんやってます」
タクシーで10分くらいとのこと。
乗り込んで5番通りに向かった。

衝撃的な光景を目にした。
今2時やで!?大晦日イブやで?
こんなに街には人がいたのか?
と思わせるほど賑やかだった。
欧米と中南米のパーティ好きたちだ。
東洋人は一人も見かけなかった。
何軒もクラブイベントが開催されていた。
巨大なクラブはみな吹き抜けだ。
色んな種類の音楽が鳴り響いていた。
酒を片手にみな踊り狂っていた。
花売りがたくさんいた。
女性を口説くための道具のようだ。
日本のクラブでもあるのかな?

警官もたくさんいた。
これだけ大勢の酔っ払いだ。
トラブルもしょっちゅう起こるだろう。

派手な景色を横目に地元のピザ屋に。
すぐに退散し、ホテルで朝を迎えた。
天気が良かったのでプールサイドに。
本を読みながら過ごしていた。

「今からダンスレッスンやで!」
プールサイドジムのトレーナーのようだ。
ほぼ強制的に参加させられた。
そういえばフロントに時間割があった。
ダンスやヨガ、ゲーム色々なイベント。

トレーナーは片っ端から声をかけていた。
結局参加者は自分一人だった・・・
30前後精悍なキューバ人トレーナーと
40代後半の東洋人。
マンツーマンでのレッスンが始まった。
「バチャータ」という踊りを習った。
腰使いが特徴的なセクシーダンスだ。
プールサイドでのマンツーマン。
さぞかし滑稽で不気味だっただろう。

なかなか筋が良いと褒められた。
自慢だが、ダンスでは結果を出している。
ジャマイカでのダンス大会で優勝。
新宿での阿波踊り大会で優勝している。
「独身か?」
「結婚してるよ」
「ワイフは?」
「子供がゼロ歳やねん。だから来れない」
「ワイフをほったらかして一人で?
オオ、ユーア、メ~~ン!このダンスで
今晩きっと女性をフィッシングできる!」

年越しパーティーのことだ。
ホテル内のホールで開催される。
非常に盛大なパーティーらしい。
ライブとダンスで大盛りらしい。
一生に一度そんな年越しもエエか。

ところが・・・
また夕方に寝落ちしてしまった。
銃撃戦の音で目が覚めた!
「うわッ!やっぱりメキシコか?」
大丈夫や何とかなる。これも運命。
と腹を括っているうちに冷静になった。
爆竹の音だ!
年が明けたのだ!
しまった。寝坊してしまった・・・
日中に日光に長時間浴びる。
すると「メラトニン」の分泌が上がる。
脳の松果体から分泌されるホルモンだ。
アメリカでは睡眠薬として売られている。

強引に自分を納得させた。

人生初。
海外での年越しは天然ボケ全開だった。
今年の食べ初めはチキンタコスだった。

今年もよろしくお願いいたします。

つづく

 

よろず相談所 One Love
日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

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