岡田さん(78歳)は病院ギライだ。
来院するのはほぼ花粉症と健診のみ。
今回の健診データが劇的に改善していた。
「毎朝30分やってるんです」
患者さんに助言をする。
もちろん大きな方針はある。
データに基づく根拠のある方針だ。
しかし、個別の助言はアドリブだ。
だから一年前の助言は忘れた…
「続けはったんですね!素晴らしい!」
罪悪感を感じさせない返答だ。
目の前で「突き」をする姿で思い出した!
空手をやっていたんだった!
せっかくだし、毎朝「型」をやったら?
そんな助言をしたかもしれない。
岡田さんは大学で2年稽古をした。
そして「初段」を取得した。
ブラジルで師範として働きたい!
師匠にそう申し出て叱られたそうだ。
「まだ早い!」
妻に言わせると
「なんて図々しい!」
だそうだ。
岡田さんは職業的にも成功している。
冒頭に書いた通り健康でもある。
「考え方」に秘訣があるのではないか?
源流を探ってみた。
会津の農家の8人兄弟の5番目だそうだ。
食べ物にも困らなかった。
当時としては珍しい。
自称「田舎のボンボン」だった。
子供の頃の親兄弟の影響は強い。
すぐに
「無理だよ」「止めときな」
夢や行動を否定されてしまいがちだ。
そういう制約がなかったのではないか?
家族構成、時代、地域性、満腹…
そんな風に推察した。
自由な発想が育まれたのかもしれない。
そして何より「素直さ」が。
岡田さんが通うスナックのママの証言。
メチャクチャ歌が上手いそうだ!
歌が上手い人はゴマンといる。
百戦錬磨のママの証言が重いのだ。
岡田さんの引き出しはまだまだ深そうだ。
よろず相談所 One Love
日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植
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