即興演奏

ジャズは即興演奏が命なのだが、耳慣れた「フレーズ」が聴こえる。
この「耳慣れた」というのがクセモノで、知っている「フレーズ」というのは居心地が良いのだ。
どっかで聴いたメロディ。でもそれが売れてしまう。
ポップスではよくあることだが、ジャズミュージシャンにはやってほしくない。
しかし、最近のジャズの教則本を見ても、「フレーズ」の練習が多い。
ジャズが面白くなくなったのはすぐみんな「フレーズ」をやりたがるから。
武道の師である日野晃先生の言葉である。
聴者にとっては「たった今生まれたフレーズ」と「耳慣れたフレーズ」では感動の質が全く違う。
ジャズという音楽の醍醐味は「演者と産みの感動を同時体験している」ことだと思っていた。
フレーズって何なのか?音楽はいつ発生したのか?日野先生とはいつもそういう問答になる。
どこが原初で、どこからが人為的なものなのか?全ての物事の大元を常に辿ろうとするクセをつける。
自分の現在の「思ったこと」もその根源を考え続ける。そのまた根源は?そのまた…
「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」
アインシュタインの言葉だ
「そんなの常識でしょ?」「当たり前でしょ?」
使い古されていた言葉だが「常に常識を疑え」である。
「自分自身の目で見、自分自身の心で感じる人は、とても少ない」
これもアインシュタインの言葉だ。
本当に「自分自身の目」で見、「自分自身の耳」で聴く。
めちゃくちゃ疲れる作業だ。
日野先生に言わせれば「脳に汗かかせろ」である。

日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

 

■原田文植 著作
「病は口ぐせで治る!」
フォレスト出版

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