現状維持機能と諸行無常

「変わらないねえ」
とあるパーティで10年以上ぶりに再会した面々に散々言われた。
30歳頃参加した会で、
「あんた小学校の頃から変わってないね」
と言われたこともある。
変わりまくってるっちゅうねん!笑

みな「変わらない」状態に安堵するのだろう。
これはまさに「現状維持」を求める本能に由来するものだ。
生体の「恒常性維持機能」は精神とつながっていることはよく知られている。
「暑くて汗をかく」のは体温を一定に保とうとする機能。
「恐怖を感じて汗をかく」のは精神状態が身体に影響を及ぼしているわけだ。

自分の場合、ルックスに関していえば、スポーツ刈りからチョンマゲに変わってるし、体重も頭髪量も減った。
性格的には穏やかになったし、気持ちの上でも以前より余裕がある(自称)。
どう考えても「変化」した部類に入るはずだ。
上記と評価される理由はおそらく周囲の「現状維持」を求める性質だけではなく、自分も演技しているのだと思う。「相手の求めている自分」を無意識的に演じているのだ。
実際かく言う自分も参加者に
「変わっていないですね」
を連発していた。これは「若さ」をほめているリップサービスが多分にあるのだが…

昔話に花を咲かせるのは確かに楽しい。旧知の人たちに会うことの懐かしさも蜜の味だ。
けれども、「変化」し続けることへの障害物は多いと感じる機会でもある。

「万物は流転する」し「諸行無常」なのだ。「変わらない」ものは本来存在しない。
これから参加する会合すべて、「プラスの変化」を褒め称える会にしたい。

日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

 

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