激辛は好きですか?

無性に辛いカレーが食べたくなった。
ときどき発症する。
夜9時半に自転車を飛ばした。
閉店時刻前に到着した。
にも関わらず閉店。
「売り切れ」で終了とのこと…

激辛ラーメン店に行先を変更。
夜10時前にも関わらず大行列だ。

激辛好きな人が増えているのか?

昭和のバブル期以降らしい。
日本で激辛料理が流行り出したのは。
円高で輸入が増えた。
イタリアンやエスニックも入ってきた。
一部のマニアのものだった激辛料理。
激辛料理が市民権を得たのだ。

「頭がボーっとしている」
秋元さん(77歳)は訴えた。
無気力を演出しているような表情だ。
ある「抗うつ剤」が効くという。
その抗うつ剤には副作用がある。
「ボーっとする」という副作用だ。
でも秋元さんは、それで治るという。

カラクリはこうだ。
秋元さんの中に二つの人格がある。
ボーっとしている秋元A。
それを監視している秋元B。
このクスリは秋元Bに効くのだ。
つまり監視員をボーっとさせる。
おかげで、秋元Aは自由になる。
秋元さんの頭に晴れ間が訪れる。
ホンマか?

アルコールの薬効は中枢神経抑制作用だ。
つまり、鎮静作用が主だ。
実感に合わない人が多いのでは?
なぜアルコールでハイになるのか?
カラクリはこうだ。
鬱屈した気持ちに抑制がかかるのだ。
だから、普段抑えている人の方が弾ける。
これなら実感に合うのでは?
だから泥酔すると昏睡状態になる。
場合によっては「死」に至る。

外来で秋元さんに生薬を飲んでいただいた。
「麻黄附子細辛湯」
カレーのスパイスのようなクスリだ。

5分ほどでシャキっとした。
「ウソみたい」
「でしょ?こっちにしましょう」
商談成立。

春は眠いし、けだるい。
激辛料理に並ぶのは春のせいかも…

 

日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

 

★この本が、あなたを変える!