一本足打法

小さい頃、王選手の大ファンだった。
一本足打法でホームランを量産。
現役時代868本のホームランを打った。
その数字はまさに「金字塔」だ。
「一本足打法だからあれだけ打てた」
そういう人がいる。
二本足なら1700本打っている!
本気でそう思っている。

王選手と同じ小学校だった中田さん。
中田さんは王選手より3級上。
学年で敵なしだった王さんの相撲。
その取り口を叱ったらしい。
横綱相撲の何たるかを指導した。
泣いて帰った王選手。
その後取り口が変わったらしい。

まあ、いわゆる「自慢」だ。
必ず最後に
「向こうは覚えてないだろうけど」
と保険がかかる。
「有名人知ってる」あるあるだ。

101歳の伊藤さん。
ご本人の希望で往診開始となった。
これまで医者にかかったことがない。
だから当然クスリも飲んでいない。
身の周りのことも全て自分でやっている。
認知機能も全く問題ない。
耳だけが相当悪い。
しかし、さほど大きな問題ではない。
素っ頓狂な応答がしばしば。
だが、絶妙な「ズレ」がむしろ楽しい。

孫やひ孫の写真がそこら中に貼ってある。
スマホの時代、現像写真はむしろ新鮮だ。
空手の大会、日本舞踊、茶道…

そんな中表彰状を何枚か発見した。
俳人として活躍していたようだ。
大会で優勝もしている。

俳句に必要なものは「独特な視点」だ。
良い意味で「常識外れ」なのではないか?
そう思った。
普通100歳まで医者にかからないか?
「リミッター」が外れているのだろう。
「年齢相応」というリミッターが…

医師が関わらなかったから長寿なのでは?
同行した看護師長がふと呟いた。
いや、これから医師が介入する。
もっと元気で長生きするだろう。
本気でそう思っている。

 

よろず相談所 One Love
日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

 

★言葉は、身体のコントローラー。