ゼッタイ火の用心!

若宮さん(72歳)はG判定だった。
大学受験模擬試験の話ではない。
健診結果だ。
若宮さんは有名老舗和菓子店の店主だ。
地元消防団の団長もしている。
血圧とコレステロールが少し高い。
当院に定期通院し、検査結果も良好だ。

若宮さんは他の健診を受ける必要がない。
しかし、団員に健診受診を促すために、
率先して受けるようにしているとのこと。
治療の結果は全て正常範囲だった。
だが、判定はGをつけられた。
治療中という意味だ。
申告をすると自動的にG判定になる。
A、B、C、D…で一番下位の判定だ。

切ない気持ちになるらしい。
「ちゃんと医者にかかっているんだよ。
ホメてくれたっていいじゃないか!」
江戸っ子は怒りでメラメラ燃えていた。

やはり大人になってもホメられたいのだ。
確かにG判定っていう結果は嬉しくない。
もちろん若宮さんも意味はわかっている。
しかし、「G判定」はゲンナリするそうだ。

当院でも企業健診をしている。
治療中という意味の判定があった気がする。
ゲンナリしている人もいるのかもしれない。
申告されたことはない。
よそで治療している人は健診だけ受ける。
結果を聞きに来ることはほとんどない。
いい気分ではないかもしれない。

最下位をイメージさせてしまう判定…
改良の余地はありそうだ。
たとえば「☆判定」とか。

盲点を指摘してもらえた。
「改善するよう働きかけてみますよ」
鎮火した若宮さんは満足げだった。

このブログが一歩目の行動である。
健診業者の皆さん、ご一考を!

若宮さんの貴重な指摘力に
「A判定」
をあげておいた。
健診を受けないという手もありますよ。
そう付け加えつつ…

 

よろず相談所 One Love
日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

 

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