うちの師長には二人の子供がいる。
仕事をしながら立派に育て上げた。
「どうやって育てたのかわからないんですよ。夢中だったから。
何と言っても周りがみんな仕事をしながら育てていたので、
当たり前だと思っていました」
息子が大きくなり、学校に通い始めた。
働いていないお母さんがたくさんいることを知った。
「お母さんはみんな働いていると思っていた」
と息子に言われたそうだ。
以前、戦争中に二度自宅が全焼した患者さんの話を書いた。
その患者さんは
「みんな貧乏だったし大変だったから落ち込まなかった」
と言っていた。
自分の主張の根拠として
「みんなそう言っている」
という人は驚くほど多い。
「みんな」って誰?
と訊ねると大抵あいまいだ。
テレビの影響や有名人の発言も「みんな」を造っている一部だと思われる。
「みんな」はすごいパワーを出させてくれる。
しかし、圧力をかけてくる存在でもある。
「みんな耐えているのだからアナタも耐えなさい」
という使い方もできる。
天邪鬼な自分は「みんな」を根拠にされると、逆を向きたくなる。
自分のプラスになるよう能動的に「みんな」を使うことに問題はない。
他人に強制する「みんな」は使わないようにしている。
よろず相談所 One Love
日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植
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