No more 発達障害!

手塚治虫先生の『ブッダ』のワンシーン。
出家を考えているブッダの妻が妊娠した。
そのことを妻に告白され、ブッダが
「その子にはラーフラ(障害)とでも
名づけろ!」
と言い、妻が悲しみに打ちひしがれる。

ブッダって身勝手やな!
と幼心ながらに感じたものだ。

“Hepatic Dysfunction” という医学用語。
「肝機能障害」が日本語病名だ。
“dysfunction” は “function” 「機能」が
“dys” 「不良・悪化」している状態。
だから「障害」という訳も納得できる。

“Developmental Disorder” は何と訳す?
Developmental が “Disorder” している。
“dis” は “order” 「秩序」の否定だ。
発達が秩序立っていない、ずれてる。
ならば「発達ずれ」ではどないか?

それが「発達障害」と訳されてしまう。
マジョリティからのずれは障害か?

言葉は「感情」と「映像」をともなう。
「~障害」とつけられる。
他人にその病名を伝える、何度も何度も。
「うちの子は~なんです」と。
親子ともども脳に刻みこまれていく。
障害の映像と感情とともに。

「障害」という言葉は決して軽くない。
もっと繊細に命名(翻訳?)してほしい。

別に病名を変えたって構わない。
統合失調症は「精神分裂病」と呼ばれていた。
だから「発達ずれ」に変えたっていいはず。

書いていてふと思った。
『ブッダ』の「ラーフラ」も「障害」と
訳すほどの意味はなかったかもしれない。

名前に挫けず、立派に育てという教えか…

 

よろず相談所 One Love
日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

 

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