医師の死

38歳の整形外科医が痴漢で捕まった。
山手線内で女子高生に抱きついた。
テレビで顔も晒されていた。
医師は某有名大学病院勤務のエリートだ。

医師の残業時間を上限年2000時間で検討
厚生労働省が発表した。
医師の一割が年1920時間超残業している。
その事実が発表の根拠だ。
月平均にすると167時間の残業。
「精神障害の労災認定基準」に匹敵する。
一般的にはすごい残業時間に見えるはず。
しかし、多くの医師が実感に合っている。
そう感じているはずだ。

2015年に実施された医師への調査結果だ。
「自殺や死を毎週または毎日考えている
医師は3.6%に上る」

医学部人気が激しいらしい。
競争の激化にともない、どの大学も
偏差値は「うなぎ上り」だ。
裏口入学の噂も絶えない。

恋も遊びも犠牲にして勉学に励む。
医学部に入り、医師になる。
世襲がこれほど多い職業も珍しい。
権威に従順で、自己犠牲を厭わない。
そういう気質も不思議ではない。

その道に進むことを親が熱望する。
もし、本人が心から望んでいなければ?
軍隊に送り出した戦時中の母親?
それに近いとは言い過ぎか…

本人が使命感を持ち、好きで選ぶべきだ。
でないと人生が死んでしまう。

逮捕された医師の性癖も能力も知らない。
仕事のストレスがあったのかどうか?
その辺りも不明だ。
しかし、結果として医師生命がほぼ
「死んでしまった」ことは間違いがない。

 

よろず相談所 One Love
日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

 

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