私の血液型が何型かわかります?
「A型でしょ?」
常にそう答えることにしている。
理由?
40%当たるからだ。
年末の外来はメチャクチャ忙しい。
それでも、どうでもいい質問に答える。
医療はやはりサービス業なのか・・・
大田さん(82歳)は言った。
「さすが先生だわ。わかってくれるのね。
いつもB型かO型でしょって言われるの!」
まだ血液型トークは続くのか…
B型かO型である確率は50%だ。
偶数か奇数かを選ぶ確率と同じだ。
次は必ず
「先生は何型?」
と訊かれる。
「大田さんと同じですよ」
常に相手に合わせることにしている。
血液型占いを信じる。
そういう人は偏見を持っている。
やっぱり~、とか、意外ね~とか。
正直ウザい…
常々ブログでも書いている。
「性格」というものはありません。
あるのは自分の「行動性向」だけ。
A型の性格とかB型の性格とか。
そんなものはありません!
血液型占い師さんに怒られるかも…
でも、気をつけた方がいい。
血液型占いを信じるということ。
それは差別につながる。
血液型は遺伝と確率で決まる。
変えることのできない部分だ。
人の変えられない特性に触れる。
それは差別の「芽」を育てている。
そのことに気づいた方がいい。
占い師さんに最もよく言われるのが
「B型でしょ?」
である。
なかなか勇気のある占い師だ。
20%を当てにきた。
それとも何か偏見を持たれているのか?
どのように占われても
「それでいいですよ」
と答えることにしている。
注意)日本人の血液型分布は
A:O:B:AB=4:3:2:1
よろず相談所 One Love
日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植
■(医療従事者向け)
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