風呂上がりのように


「先生たまにはお風呂に行こうよ」

もちろん「銭湯」のことだ。
誤解なきよう・・・
最近よく誘われる。

星さん(78歳)はしばらく雲隠れ
していた。
持病があるので、「新コロ騒ぎ」が
不安で仕方がなかった。

心を決めて診療所を受診した。

不安がる必要がないということを
丁寧に丁寧に説明した。
すると最近はしょっちゅう診療所に
顔を出しては、主治医を風呂に誘う。

「不要不急で診療所に来てはいけない」
と窘(たしな)める。

医療従事者に対する差別が
関心を集めている。

横行しているのか?一部なのか?
それは知らない。

「差別上等!」だし、患者さんも
さほど減っていない。

スタッフも患者さんもみな明るい。
私生活においても、スタッフから
特に報告は受けない。

差別者は「サイレントモード」
なのかもしれない。

要するに「無症候性感染者」が
問題なのだ
医療従事者はきっとそうに違いない
と思う人が差別するわけだ。

ではそれを証明するしかない。
もし証明できれば、患者さんは
安心して受診できるし、
こちらも自信を持って診療できる。

至極当たり前のことだが、これまで
解決しようと本気で努力しなかった。

スタッフが去り、患者さんが減り、
閉院したクリニックも結構ある。
どんな思いで閉院したのだろう?

病院所がゼロになったら、それは
まごうことなき「医療崩壊」だ。
それは人類にとって最悪だ。

閉めるくらいなら相談してほしかった。

かかっていないことをスッキリと
証明する手はゴマンとあるのでは?