自尊心?虚栄心?

ゴルフが趣味の友人から聞いた話だ。

医師のゴルフ場会員権は高いそうだ。
多職種より100万円高いケースもある!
自分はゴルフをやらない。
だから意味がよくわからない。
会員権の価格は信用度で設定されるはず。
医師の社会的信頼度が低いということ?

ゴルフ場でマナーが悪い職業は?
医者と弁護士。
たしかに聞いたことがある…

20年ほど前の話だ。
北新地の高級クラブに連れられた。
高校時代の親友がご馳走してくれた。
今後接待で使いたいので練習に、と。
同行することになった。
ママに職業を訊かれた。
「医師です」
「医者は通常お断りしているんですよ」
(失礼な一言やな)とは思ったが、
不思議と腹立たしさはなかった。

色んな所で悪態をついているようだ。
恥ずかしい話だ。

偉そうな医者が多い
不機嫌な医者が多い
身内からよく聴かされる。
「診過ぎて疲れてるんよ」
「医療経済的にサービス過多はよくない」
さまざまフォローしたが限界だ。

そろそろキチンと気づくべきだ。
先人たちが作ってきた関係性、
ヒポクラテスから綿々と続く情報、
それらを利用させてもらっていることに。
要するに「医学」という代紋を使って
商売をさせてもらっているに過ぎない。
「〇〇組のモンや!」
組織というバックが怖いのと同じ構造だ。

医者の権威は確かに効果的だ。
権威は先人たちがこしらえたモノだ。
勘違いしてはいけない。

「治してやる」という自尊心。
それは「威厳」につながる。
これは患者さんに届く。
「オレ偉いだろ」という虚栄心。
患者さんに届かないどころか害悪だ。

もしかしたら普遍的なものかもしれない。
どの職業も先人の叡智を利用している。
その謙虚さの足りない人が多い職業。
それが医師なのかもしれない。

患者さんから過分に感謝される。
それが勘違いを生むの原因なのでは?

医師の世界は基本的に閉鎖空間だ。
それ故、自浄作用が働きにくい。
先人に感謝し、謙虚に学び続ける。
これからも発信し続けるつもりだ。
自戒を込めて。
嫌われない程度に…
ケンカにならない程度に…