痛みという孤独

坂井さん(82歳)の耳が良くなった!

腰の痛みがかなり良くなった。
すると耳まで聞こえるようになった!

もちろん数値評価としての聴力は
上がるはずがない(と思われる)。

これまで「痛すぎた」のだ。
全神経がそこに集中するだから
相対的に「聴くこと」への意識が
おろそかになるのは当然だ。

これは健康状態であっても同じ。
意識していない音は、
音として認識されない。
逆に、自分の名前は遠くで
呼ばれても聞こえる。

純粋に聴力だけを使って
聴いているのではないのだ。
他の色々な能力も一緒に動員して
聴いているのだ。

すっかり顔色も良くなった坂井さんに
「もう死ぬんかと思いましたよ」
と言ったら、
「まだ早いでしょ!?」
と笑いながら返された。

イイ徴候だ!

痛みは孤独感である

以前、どこかで読んだ言葉だ。
聞こえなくなるほどだから、
どれほど孤独か…