感謝しているのにそれを伝えないのは、
プレゼントを包んだのにそれを渡さない
ことと同じである
ウイリアム・アーサー・ウォード
(イギリスの哲学者)
「何にもお返しがないのよ」
「お礼ひとつ言わないからね」
高齢患者さんからたまに聴く言葉だ。
下町のちょっと怖い部分だ。
感謝はできるだけ早く。
そう心がけている。
咄嗟に出る「ありがとう」を美しく。
時間をかけるほど「解釈」が入る。
美しさは消えていく。
ありがとうも「即興演奏」だ。
相手にきちんと届く「ありがとう」。
自分の「ありがとう」がええ加減だと
他人の「ありがとう」にも鈍感になる。
世に空虚な「ありがとう」が蔓延する。
『ありがとうにバリエーションを』
最近耳にした言葉だ。
結構気に入っている。
今、目の前の人に伝えた「ありがとう」。
どんな色やったかな?