愛情のかけすぎにご用心

バアバん家の卵かけご飯の方が美味しい

しかし喉元過ぎれば…

受診した妻からの情報だ。
酒もタバコも始まった。

どちらも前ほどではないらしいが。

「もういいんじゃない?」

主治医は海上さんの不死身に期待だ。

妻の悩みは海上さんの「塩分」だ。
とにかく醤油をかけまくるそうだ。
「味ついてるよ」
と言ってもかける。
夫の好みに合わせ、味付けも濃い。
食べもせずにかける。

苺にも砂糖をかけまくる。

「醤油と砂糖舐めてればいいじゃん」
主治医は匙を投げて言い放った。
滲み込むものでなければダメだそうだ。

コンニャクはダメで、チクワはOK。

一般的に関東は比較的味が濃い。
若い人の意識はかなり変化してきた。
海上さんには結婚した子供が2人いる。

2人とも家庭の味は薄いそうだ。

たまに孫が遊びに来る。
卵かけご飯を出してやる。

すると孫は冒頭の言葉を発した。

使っている卵は同じ契約農家らしい。
味の決め手?
醤油の量らしい!

たっぷりかけるのがポイントだ。

まあ「たまに」ならいいのでは。
ジジババは愛情も味も濃い
ということで…