必読!糖尿病の治り方

神経質な伊達さんは80歳の女性。
糖尿の数値が少しでも上がると
ため息の嵐となる。

主治医が
「これくらい全然大丈夫。優秀よ」
そう言っても渋い顔をしている。

糖尿の数値とにらめっこすること
だけが人生ではない。

シャンソンが好きな伊達さんだ。

「最近歌ってます?」
「歌ってないのよ。外出てないの」
「ダメダメ。歌わなきゃ!
人間も鳥なんだから!」
「人間って鳥なの?たしかに
ピーチクパーチク言ってるけど…」
「ピーチク言うのはダメですよ。
自分の言葉ではダメ。歌は
他人の詞(ことば)だからイイの!」

自分とはこれまでに
採用してきた言葉なのだ。
自分の言葉でピーチク言ってたら

病も治らないし、マジメも治らない。

たまには他人の言葉を話すべきだ。
シャンソンはむいているのか?
明るい前向きな歌詞の方がベターだ。

「運動は?してる?」
「プールも最近サボってるのよ」
「アカンアカン。人間も魚なんだから!」
「人間って魚なの?」
「そらそうよ。お腹の中にいるときは
水かきもあったんだから!」

われながら何でも言うよなあ…
伊達さんは笑顔で帰ってくれた。
ストレスは糖尿の大敵だ。
よし、としよう。