蔵前町立診療所
原田拓二先生 御侍史
(入力された字で)
患者さんの診療情報提供書がきた。
自分宛であることは間違いない。
「協立」→「町立」
おそらく患者さんの滑舌のせいだと思う。
荒川さん(75歳)は「き」が苦手だ。
どうしても「ち」になってしまう。
「記憶違い」が「ちおくちがい」になる。
それにしても、同じ台東区からの手紙。
「蔵前町」なんて存在しない。
それに「町立診療所」なんてあるのか?
と思い、ネットで調べた。
結構あった!
と同じようになぜこの担当医はネットで
確認しなかったのだろう?
そして「原田拓二」って…
誰やねん!
「文植」→「拓二」はカスリもしない。
長男だし…
敬意を表す「御侍史」が逆に切ない…
と考えいてるうちに
自分も無礼をはたらいているのでは?
と思った。
しらずしらずのうちに…
自分も無礼をはたらいているのでは?
と思った。
しらずしらずのうちに…
おそらく手書きだと間違わない。
入力変換だから間違うのだ!
読み返して驚く誤変換がある。
日本語には同音異義語が多い。
そして、予測変換機能の功罪だ。
よく使う変換には注意が必要だ。
これからは「口ぐせ」だけでなく
「字グセ」にも注意が必要ということだ。