安全神話崩壊

早い話が

安さと衛生の両立は難しい
ということだ。

花見のお祭りでの出来事。
屋台から香ばしいかおり。
ホルモン焼きのお店だった。
網の上には焼きたてのホルモン。
「一皿ちょうだい」
「毎度!」
と笑顔の店員。
網の上のホルモンを紙皿に置こうとする。
そのとき!
生ホルモン上のトングを使っていたのだ!
トングを使い回していたのだ。
トングは金属製で火力滅菌可能。
もちろん、滅菌する動作はしていない。

これは危ない。
BBQでも「よくある」光景だ。

某有名ファストフード店での体験。
手の傷から出血している女性店員。
「お待たせしました」
血を流しながら苺ソースのかかった
ソフトクリームを手渡そうとした。
「お姉さん、指から血が出てるよ」
店員は屈託ない笑顔で
「大丈夫です。ありがとうございます」
と言ってきた。
自分の心配をしてくれているお客さん!
そう勘違いしたようだ。
そんな出血大サービスはしない…

年がら年中食中毒患者が出る。
衛生が良いとされている日本でなぜ?

世界中の食べ物が日本に入ってきた。
何でも食うようになったのだ。
教育されていない店員が増えた。
衛生が良いという盲信。
それ故、衛生のキモを知らない。
そういうバイト店員が増えている。
衛生における「平和ボケ」と言える。

寿司屋は客の前で握るのが当たり前。
そのための厳しい徒弟制度だ。
人を育てるにはコストも時間もかかる。
それは値段に反映される。

価格競争をしてもらえれば一瞬嬉しい。
安いにこしたことはない。
しかし、不当な安さには原因がある。
代償は客が払うしかない。