バッド・チューニング


憂歌団のライブに井上堯之がゲスト出演した
(知らない人は各自調べて下さい)。

「チューニングするからちょっと待って」
という井上に
「適当でええですよ。オモロイから」
と応える木村充揮。

その感覚をカッコいいと思うのは
中学生の頃から変わらない・・・

磯野さん(50歳)は年に1~2回、
検診+α(アルファ)で受診する。
手に持っている書籍を鞄にしまいながら、
診察室へ入ってきた。書籍のタイトルは
『女の人を怒らせない技術』

磯野さんには発達障害がある。
就労支援も受けている。

一見すると、磯野さんが発達障害だとは
気づきにくい。
接すると、やはり「ズレ」がある。
チューニングが少し狂ってる。

些細なズレだし、どうってことはない。
病名を知れば、一層どうってことはない。
むしろ、純粋などん臭さに好感が持てる。
だけど、日常はトラブると思われる。
女性をイラつかせているのだろう・・・

かくゆう自分も家族にイラつかれる。
母や妹からすれば、自分も十分に
「発達障害」の範疇らしい。

要するに「定規」の問題だ。
自分の「定規」の目盛りを、あえて
荒くするのも一種の「知恵」だ。

大勢の女性の「生活の知恵」に救われ、
許してもらってきた思う。

磯野さんも健気に努力している。
少々チューニングが狂っているが、
大らかな気持ちで接してあげてほしい。
かえってオモロイ演奏になるかも。
憂歌団のように・・・