たい焼きブルース

早い話が「歌詞を侮るな」ということだ。

往診中のラジオから懐かしい曲が流れた。

ま~いにちま~いにち(毎日毎日)
ぼ~くらは鉄板の~(僕らは鉄板の)
う~えでや~かれ~て(上で焼かれて)
イヤになっちゃうよ~

『およげ!たいやきくん』だ。

若い人は知らないかも知れない。
日本のシングルレコード売上1位の曲だ。
今後記録が破られることはないだろう。
今は配信中心で楽曲が売れないからだ。

1975年子供番組で流されたのが始まりだ。
瞬く間に国民中で流行った。
歌詞がサラリーマンを中心に共感を得た。
鉄板の上から海へ飛び出すたいやき君。
自己を投影した人もいたのだろう。

哀愁のあるメロディーも日本人好みだ。
「コンドルは飛んで行く」に似ている。

歌手の子門真人の声もキャッチ―だ。
仮面ライダーの歌声で馴染みもある。

売れるよな…
でもオチがまずい。

やっぱり僕はたい焼きさ
少し焦げあるたい焼きさ
おじさん唾を飲み込んで
僕を旨そうに食べたのさ

何という歌詞…
チャレンジ失敗し、最悪な事態になる。

こういう歌詞の曲があっても構わない。
でも子供の曲でこれはまずいと思う。
(ちなみに世代的にど真ん中である。)

挑戦すれば残酷な結末が待っている。
身の程をわきまえなさい。
何度も耳に入り、何度も口ずさむ。
しかも楽しい映像つきで。
そんな歌を子供の脳に刷り込むなよ。
高らかに歌い上げる子門真人よ!
まあ彼に罪はないのだけれど…

魚類が人類まで進化する過程。
魚が勇気を出して海から飛び出した。
淘汰や数々の試練を経て人類になった。
たいやきくんは海へ里帰りしてしまった。
それが間違いだったのかも…

 

よろず相談所 One Love
日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

 

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