いただきます

(手を合わせて)いただきます

よその国でもあるのだろうか?
ミッション系の学校を出ている。
食前に「主の祈り」を唱えさせられた。
中2くらいまでだったような・・・

島野さんの血糖値が安定しない。
インスリン治療をしているにも関わらず。
夫が脳卒中になったそうだ。
仕事のストレスも多いらしい。
ストレスが多いと糖尿病は難しい。
アドレナリンによる血糖上昇。
加えて、ストレス過食も出るからだ。

「何で?心当たりは?」
訊いてみた。
「食生活が乱れてたのよねえ」
自覚があるなら救いはある。

できることからのスタートだ。
「いただきます、って言うてる?」
訊いてみた。
「言ったことがないのよ。職場の
他の人は言ってるのよ。えらいよね」

68年間言ったことがないらしい。
「いただきます」を。
教わったこともないらしい。
親にも先生にも。
68年間間髪入れず口に放り込んできた。
目の前の食べ物を。

まず5分毎にタイマーをセットする。
「いただきます」
をその度に言う、という宿題を課した。
「はあ?」
という顔をされた。当然だろう。
とくとくと説明した。
発生、輸送、食材に関わる人々への敬意。
その思いの集大成
それが「いただきます」だと。
無我夢中で食べないこと。
絶対早食いになってしまうから。

実は自分もサボっていた。
だから最近きちんとやり始めた。
すぐに4kg減った。
頭も賢くなった(ような気がする)。

いただきます
を言った人々が生き延びた。
だから伝統や風習になったのだ。
子孫を残してきた先人たちの知恵だ。
受入れた方がいいかもしれない。
「いただきます」
を真剣にやる。
形骸化されているなら見直す。

「おとうちゃん、いただきますした?」
今日も3歳の娘に叱られている。

 

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生涯の友との再会

神がかったことばっかり起こるんです!

このブログに2度登場している竹下さん。
左視床出血をした48歳の女性だ。
脳出血後遺症のマヒから必死にリハビリ。
この度、ようやく就職が決まった。
介護福祉士の免許も奏功したらしい。
近隣の有名病院での案内係だ。
電動車椅子で10分程度という好立地。
事務職もお願いされているそうだ。
さぞかし期待されているのだろう。

勤務先で驚きの再会があったそうだ。
幼稚園からの同級生が働いていた。
何と同級生も2年前に脳出血を!
しかも出血部位も同じ!!
「そんなことありえる!?」
椅子からずり落ちそうだった。

同級生とは言え、さすが病気の先輩だ。
良いリハビリ施設を紹介してくれた。
竹下さんはそこに通い始めたらしい。

竹下さんは言った。
「これがホントの障害(生涯)の友!」
冴えすぎるブラックジョークだ。

この再会も一例に過ぎないらしい。
病をしてから貴重な出会いが多いそうだ。

世界が広がった気がする。
神がかりのような出会いが増えた。
この病気をしてから。

この右半身マヒの女性は言い切った。
瞳を輝かせながら。

「でもオレはなりたくないな・・・」
主治医は正直にそう言った。
お互いに大笑いした。

神がかりなのか?
違う!
世界が広がったのは事実だ。
介護職という閉鎖的な世界。
そこでは人間関係も閉塞状態だった。
外の世界はとてつもなく広い。
みんな病人だ、と言っても過言ではない。
そして、話しかける竹内さんだからだ。
高齢の患者さんと大声で会話できる。
笑いながら雑談できる。
ブルースを笑い飛ばせる。
だから「神」が降臨するのだ。

介護職ではないが医療に戻った。
新たな視点は患者さんの役に立つだろう。

竹下さんは多分今年最後の受診だ。
定期投薬を出し、
「来年もネタの提供よろしく」
と新年に向けての挨拶を交わした。

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伝言ゲームか!

「関係ない話なんだけどちょっといい?」

宮川さん(60歳)は再入室してきた。
毎回93歳のお母さんの付き添いで来る。
自転車で河岸へ買い付けに行く魚屋さん。
豊洲に移転したから距離が延びた。
今日は両太ももの肥大を自慢していた。

「俺の話じゃないんだけどさ。
取り切れない胆石ってどうすんの?」
「取り切れない胆石?痛がってる?」
「(左腹を押さえながら)うん」
「(小指を立てながら)彼女?」
「(頭を掻きながら)へへへ、うん」
「何歳?」
「40代後半」
「胆石は右やで」
「あっ、こっちは盲腸だっけ?」
「盲腸も右やで」

素人の又聞きは時間がかかるし不正確だ。
しかもこの場合、素人が2人だ。
彼女の年齢的に胆石は不思議ではない。
「取り切れない」の意味はわからない。
クスリで治り切らないという意味か。
痛みが続くなら原則「オペ」だ。
しかし「伝言ゲーム」で診断は無理。
もっかい伝言ゲームをされても困る。

「彼女さん連れてきて」
「うん。そうする」

来週宮川さんの彼女が受診しに来る。

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