「目」ができる

最近洗剤の種類が増えすぎてるねん!

妻の愚痴混じりのつぶやきだ。
使い分け用途が多すぎるそうだ。
弁当箱の隅にはコレ。
黒カビにはコレ。ヌメリにはコレ。
水垢にはコレ。シンクにはコレ。
キリがないそうだ。

ウォシュレットが開発された。
すると、お尻が汚いものになった。
空気清浄機が普及した。
すると、部屋の空気が汚くなった。

見えるようになったのだ。
今まで「見えなかったモノ」が。

ひとたび見えてしまう。
それなしでは気持ちが悪くなる。
商売人は「悩み」を作るのが上手だ。

コロンビア人の友達ができる。
すると、コロンビアの記事を目にする。
コロンビアを写す「目」ができたのだ。

知らないよりは知った方がいい。
知ることで仲良くできる情報ならば。
自分の人生が豊かになる情報ならば。

欧米には「肩こり」という概念がない。
だから「肩こり」を訴える人はいない。
そのままにしといたげて。
「肩こり」を見えないままに。
悩みのタネを増やしてあげないでほしい。
たとえ商売のタネになりそうでも…

 

よろず相談所 One Love
日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

 

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読書という快楽

89歳の山本さんはステーキ大好き。
杖はついているが、眼光が鋭い。
誰が見ても只者ではない雰囲気だ。
現役時代の波乱万丈な人生はドラマだ。
行きつけの本屋が同じで意気投合した。

本当に読書ばなれ?
台東区立中央図書館は大盛況だ。
椅子が悪いのにも関わらず。
いや、長居をさせないためなのかも。

診療所の待合室を見ていつも思う。
読む人は常に読んでいる。
細切れの時間、読まずにはいられない。

読書習慣のメリット?
医師の説明を理解しやすくなる。
「人を見て法を説け」という。
説明が患者さんに伝わっているか?
同じ話が通じる人と通じない人がいる。
相手によって微妙に変える必要がある。

読書習慣のある・なしと理解度。
明らかに相関関係がある。
読書している人は例外なく理解がいい。
医師の説明を正しく理解できる。
それは現代ではサバイバルにつながる。
抽象的な話が伝わるかどうか。
知識量が問題なのではない。
イメージを共有しやすいのだ。
読書経験の豊富な人ほど。

認知症予防として読書が推奨されている。
言語を映像化する。
この作業が脳に効くのだ。
読書する人の脳内で起こっていること。
無味乾燥な文字がカラフルな絵本に。
人間の能力には驚嘆するほかない。

夏休みの「課題図書」、教科書の音読。
親や教師から「させられる」読書。
読書嫌いの原因になっていた。
(マンガだけは死ぬほど読んだが…)

最近、毎日10冊近く読むようになった。
自分の読書における決め事だ。
一度で理解しようとしないこと。
著者は読書より圧倒的に知識量が多い。
一度でわかろうとする方がおこがましい。
軽々しく知識習得を目的にしないことだ。
そう決めるだけで読書は身近になる。

本を読む真の目的とは?
自分が「何を知らないのか」知ることだ。
世の中こんなに知らんことあるんや!
これが快感なのだ!

人間は「知っていること」しか読めない。
つまり「記憶」を用いて読んでいるのだ。
門外漢は専門書を絶対に理解できない。
ただし、
「無知」を知ることが目的なら読める。

次のステップ。
繰り返し読むと「視える」瞬間がある。
「なるほど!」という瞬間。
子供の感動を味わえる。
さらに快感度が増す!!

やや変態じみた告白をしてしまった。
きっとソクラテスも変態だったはずだ。
「無知の知」を楽しむ変態。

『読書で認知症を予防する秘伝』
そんな本を出そうか?
でも読書しない人の目には止まらないか…

 

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日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

 

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好きこそものの上手なれ

「何の仕事をされているのですか?」
「医者です」
「そうですか。最近減ってますよね。
それはそれは…」
と何とも違和感のある返答。
それからお墓の話が始まった。
「あのう、何の話をされてますか?」
とおそるおそる訊いてみた。
どうも「石屋」と思われたようだ。

話の相手はお寺の住職。
だからこその聞き間違いだ。

興味ある情報が集まるということだ。

安くて美味しい居酒屋がある。
そこのマスターと「休日」の話になった。
日曜日も料理のことばっかり考えている。
だから実質「休日」はないとのこと。
自分も同じ感じなので意気投合した。
「この食材はどう料理しようか?」
「これとこれを合わせれば?」
四六時中料理のことを考えているそうだ。
高くないお店だ。
採算が合わない発想がわんさか湧く。
ボツになったアイデアだらけだ。
お蔵入りになっている料理たち。
実に食べてみたいものだ…

「好きこそものの上手なれ」

「あなたにとって野球とは?」
と訊かれた野村克也さんの答えだ。

「好き」じゃないことはやるな。
常に自分に語りかけている。
特に仕事と趣味・娯楽は。
趣味まで義務的にやっている人がいる。
理解不能だ。
時間がもったいないのでは?

絶対に「好き」な職業を選ぶべきだ。
「社会」と関わって「対価」をもらう。
「好き」でないことをされたら迷惑だ。
仕事は大抵長い年月関わることになる。
好きでないことを継続すれば病気になる。
つまり「好き」でない仕事は自傷行為だ。

「好き」なことは四六時中考える。
いや、考えてしまう。
「無意識」も動員される。
好きだからこそ、情報は無限に集まる。
当然、「労働生産性」も上がるはず。

好きなことしかやらない。
好きな人としか会わない。
好きな場所にしか行かない。
そう決めたんだから仕方がない。

 

よろず相談所 One Love
日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植