お・か・げ・さ・ま

 

逃げ出したくなる患者さんがいる。
なかなか治らない患者さんだ。
特に風邪の流行るシーズン。
2週間くらいグズグズしている患者さん。

何度も来院するくらいだから
寝込むほどではないのだが。

中野さん(70歳)がまた来院した。
初めて来てからもう2週間経つ。
咳と鼻水が続いている。
5度目の来院だ。

また来てるやん!
まだ治らんのかいな?
何か見落としているのか?
いや、それはない。
中野さん元気だし…
もう出すクスリ無いやん…

そんな内心はおくびにも出さず、
「良くなりました?」
と満面の笑顔で訊く。

「やっとクスリが効いてきました。
咳が出なくなりました」
返事に安堵する。

やっとクスリが効いてきた…
エエ言葉や…

いや、自然治癒でしょ…

自らの自然治癒さえも「医療の成果」と
感じさせる。

それは決して医師の能力ではない。
強く自戒するのであった。

 

よろず相談所 One Love
日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

 

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クセが強いんじゃ!

台東区に住む74歳男性の桜井さん。
最近、東京中を散策している。
取り戻すかのように。
高齢者は都営地下鉄、バスが無料だ。
毎日存分に利用している。
これまで浅草には滅多に行かなかった。
台東区在住にも関わらず。

大阪の人間は通天閣に行かない。
意外と多い、そういう人が。
串カツもそれほど馴染みがない。
(たこ焼き、お好み焼きはさにあらず)

55歳のカナダ人の友人の話だ。
ナイアガラの滝から200mに住んでいる。
産まれてこのかたナイアガラの滝に
行ったことがないそうだ。

昨日のブログにも書いた。
新しいことを始めるのは難しい。
「変化したくない」本能が強いからだ。

「人間の行動は不快感の解消」
とは立川談志の言葉だが真理だ。
現状は常に快適なのだ。
「それなり」に…

「いつでも行ける」は何十年行かない。
「いつでもやれる」は一生やらない。

どうしても変化する必要がある。
変化したい思いがある
しかし、動けない。
解決方法は?

徹底的・具体的に明確にする。
自分がやるべきことを。
次に行うことを「可視化」する。

冒頭の桜井さんは無料乗車券を申請した。
ほとんどの人が一歩目は「クセ」で動く。
すぐにスマホを手にする。
テレビの電源を入れる。
「クセ」は無意識だ。
ヒトは「クセ」の奴隷になっている。
と言っても過言ではない。

「口ぐせ」同様、一歩目を意識すること。
それだけでかなり自由になれるはず。

 

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糖尿病の治り方

高村さんは70歳の女性。
一昨年春に引っ越した。
一時間弱かけて、通い続けてくれている。

高村さんの糖尿治療は難渋した。
高村さんは食べ物にも気をつけた。
しかし、血糖値が改善しない。
ジム通いを勧めた。
高村さんは運動経験ほぼゼロだった。
幼少期からの苦手意識。
それを引きずって成長した。
自力で運動するのは無理に見えた。
ジム通いを再三勧めるも腰が重い。
「考えてみます」
と言ったきりなかなか行動できない。
なんとか口説き落とした。
女性専用のジムに通い始めて早や5年。
今ではプラチナ会員だ。
数値も全て正常化し、スリムになった。
何より楽しんでジム通いしている。
「ためらっていた時間がムダだった」
毎回それを言う。

現状を変えるのをためらう。
現状が変わることへの恐怖かもしれない。
現状を変えないための言い訳は、みんな
次々にひらめく。
「時間がない」「親が病気だ」
「金魚に餌をやらないといけない」…
冗談でしょ?というほど言い訳が並ぶ。

現状維持したがる性質をイヤというほど
理解した高村さん。
引っ越し先のラジオ体操でいじめられた。
挨拶を皆から無視されたそうだ。
「それも現状維持したがる性質よね」
大笑いしている高村さん。
たくましくなった!

一番不可能なこと。
それが「現状維持」なのだ。
万物は流転するし、諸行無常だ。
現状維持したいという願望自体が、
無駄な抵抗に過ぎないのだ。

話は変わる。
本の余白に書き込まずに読めない。
常にペンを片手に読んでいる。
だから自分の本はどの本もにぎやかだ。
ある本の書き込みが全て消えていた!
どういうこと?
あっそうだ!サウナだ!
その本は以前サウナで読んだのだった。
フリクションペンは消せるペンだ。
摩擦で上昇した温度で消えるのだ。
だからサウナの高温で消えたのだ。
諸行無常を痛感した。

 

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所長: 原田文植

 

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