ホメるの得意ですか?

先生は夏の風のようにさわやかですね

診療後、患者さんに言われたセリフだ。
医師としての技量には触れられず。
夏の風のさわやかさ?
実感としては薄い。
まあ、一応ホメられたのだろう。

「ホメる」というのは意外と奥が深い。
やり過ぎたら嫌味になる。
「ホメ殺し」という言葉もある。
意図的に相手をケナしているのだけれど。

髪型を変えた人に対し、多用したホメ。
「雰囲気が増しましたねえ!」
何もホメていないのだが、相手は満足げだ。
ストレートにホメても、
「失敗だったのよ」とか「切りすぎた」
とか素直に喜んでくれないことが多い。
そこで開発した苦肉の策。
「雰囲気が増しましたねえ」だ。
身近な人に使って効果を実感してほしい。

医師のホメは「大丈夫」同様、結構効く。
以前のブログでも書いた。
少し位ホメてくれたったいいじゃないか!
いい大人(高齢者)が発する言葉か?

子供の頃の「先生ー生徒」関係を
思い出しているのかもしれない。
実際、検査結果を渡すとき
「通信簿もらう気分だ」
という人は結構いる。

ホメではないかも知れないが、
すごく喜ばれたセリフを最後に1つ。
夏の暑い日、汗だくで往診先に着いた。
冷たい飲み物を出してくれた。
一気飲みした後の一言。

「よみがえりました」

毎回冷たいモノが出るようになったのは
言うまでもない。

 

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無理すればいい

85歳の松山さんは内職をしている。
ミシンで小物を作る内職だ。
趣味だから作業を楽しんでいる。
作品もよく持ってきてくれる。

「無理しないようにします。
息子にもそう言われているので」

と言ってきたので
「もっと無理していいですよ」
と答えておいた。

「え?無理していいんですか?」
「ええ、めっちゃ無理していいですよ」
と畳みかけておいた。

どうせリミッターがかかる。
人間そんなに火事場は経験しない。
ヘトヘトになればいいのだ。
その方が不眠症の松山さんもよく眠れる。

一回こっきりの人生。
みんなもっと無理しましょう。

 

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サガシモノは何ですか?

学生野球大会の試合中での話だ。
守備中、コンタクトレンズを落とした。
懸命に探しても見つからない。
結局そのまま出場し続けた。
その後、3安打と活躍した。

山本さん(62歳)が白内障の手術をした。
視界が明瞭になり、視力も上がった。
ただ、運転が怖くなったそうだ。
見えすぎるのも良し悪しということだ。

「見る」という現象を医学的に説明する。
人間は五感を通して情報収集する。
全情報の80%は「見る」に依存している。
人が物を見た情報は目の網膜に投影され、
網膜の視細胞が情報を電気信号に変えて
視神経に乗せて脳へ送っている。
脳内で形・色・明るさ・位置を再構成する。
で、物事が「見えた」となる。

専門的な言葉を端折って言えば、
「脳で見ている」ということだ。

だから幻覚を見ることができるのだ。
「心のデッサン」もできるのだ。
「見損なう」こともできるわけだ。

はたして良いことばかりなのか?
「よく見える」ということは?

白内障術後の患者さんたちの話だ。

こんなにオバアチャンだと思わなかった!

自分の現実にショックを受ける人は多い。
まるで浦島太郎の世界だ。

情報の取捨選択は結局「脳」の仕事だ。
「自分の現実」を構築しているのも脳だ。
だから「脳と心」を磨く他ない。
視力や聴力の劣化は「脳と心」で補え!
の立場をとりたい。
「心眼」という言葉がある。
先人の知恵による言葉は素晴らしい。

先人に倣って作ってみた。
「知らぬがほとけ」ならぬ
「見えぬがほっとけ」だ。

なんちゃって…

 

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