デフォルト・モード・ネットワーク (DMN)

最近「デフォルト・モード・ネットワーク (DMN)」という言葉を知った。
脳のアイドリング状態(?)だそうだ。
NHKでも取り上げられ、最近の脳関連の書籍で、やたらと目にするワードだ。
読書などの目的ある作業をしているときには活性化せず、ボーっとしているとき活発に働くとのことである。
脳の消費カロリーの75%がDMNに費やされているそうだ。
瞑想、マインドフルネス、DMN…次から次へと内側に入る手法が話題になる。
みんな本当に内側に入るのが好きなのだなあとつくづく思う。

「人間は社会的動物である」(アリストテレス)

内側に入るのも大いに結構。けれども開発した能力を社会的に使わなければ意味はない。
「世の中」のためになるという大義がなければ無駄な能力だと言わざるをえない。
むしろ危険な手法かもしれない。
無意識の状態になるということはある意味「無防備」なわけだから、色んな洗脳が入ってくる可能性もある。
だから宗教瞑想(禅など)では、隣に指導者が必要なのではないだろうか。
煩悩まみれの人が無意識まで煩悩にまみれたら、社会的に非常に迷惑だ。まさに「煩悩のかたまり」誕生だ。
無意識をいじくりたいのなら、普段から「大きな愛」を実践すべきだ。

原田文植

 

■原田文植 著作
「病は口ぐせで治る!」
フォレスト出版
病は口ぐせで治る!原田文植
Amazon Kindle

 

一体誰が「愛」って名付けたのか?
特定の異性(もしくは同性)に執着のような感情を抱く本能的な現象のことを。
イエス=キリストの説いた「愛」は「隣人愛」のことだ。敵をも愛せ。実に大きな「愛」だ。
「恋愛の愛」は中毒性がある。
だからストーカーが生まれる。
「恋愛の愛」は酒に似ている。どちらもコントロールできないならば、手を出さないほうがいい。
心理学的には、いわゆる「報酬」がランダムに与えられた場合に最も中毒性が高い、中毒性が強化されやすいとされている。
ギャンブルの「報酬」はランダムだ。だから依存性が問題になるのだ。
恋愛もある意味、報酬はランダム性を持っている。相手ありき、だからだ。自分が気に入った人が、必ずしも自分のことを好きになってくれるとは限らない。
恋愛が成就する確率なんて宝くじに当たるようなものだと思っておいた方が良い。
「恋心」を「愛」と名付けたのは誰なんだろうか?ビジネスの臭いがプンプンだ。メディアは「恋愛モノ」で儲ける。何でみんな有名人の色恋ネタ大好きなんだろう?
コントロールできない病的感情をよってたかって肯定するのは止めてみてはいかが?
もっともっとビッグな愛を目指したい。

 

日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植

 

■原田文植 著作
「病は口ぐせで治る!」
フォレスト出版
病は口ぐせで治る!原田文植
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「過去」と「ご縁」

「先生は色んなご縁がたくさんあるのですね」
先日、講師として参加させて頂いたとある講演会後の懇親会で、隣に座った現役東大生が屈託なく、そう感想を伝えてきた。
「実はボクだけでなく全員ご縁だらけなんよ。ストーリー構築できるかどうかの違いやで」
そう答えると、東大生の顔は「?」だった。

「現在の自分」は「過去のすべての出来事」で構築されている。受験失敗も成功も。失恋も交通事故も。
両親の結婚も離婚も。日本が太平洋戦争に負けたことも。恐竜が滅んだことも。ビッグバンも…
どれが欠けても「現在の自分」は存在しない。
「ある特定」の過去の出来事が「現在の自分」を形成しているわけではない。
だから「現在の自分」がハッピーなら「全ての過去」を肯定できるのだ。
ときに、人は「不満足な現在の自分」の原因を「ある特定」の過去の出来事に責任転嫁する。
自著「病は口ぐせで治る!」にも記したように、人間の脳はある情報にフォーカスすると、その周辺の情報が集まる(無意識が勝手に見つけるのである)。
「ネガティブな過去」にフォーカスすれば、その周辺情報ばかり収集することになり、海馬の奥底に蓄積し、固定化される。
「ネクラ人間」のできあがり。
そうなりたくなければ、「ネガティブな過去」を参照することは即刻止めべきである。
「現在の自分」を形成する「特定の過去」なんてないことをイヤとゆうほど知るべきだ。
全て「必要な経験」なのである。
だから「現在の自分」を説明するときは、適当に過去を見繕って、「エエ感じ」に仕上げてあげれば良い(ウソは止めた方がいいけれど…)。
「今」がハッピー、全過去肯定。
ただそれだけなのです。

原田文植

 

■原田文植 著作
「病は口ぐせで治る!」
フォレスト出版
病は口ぐせで治る!原田文植
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